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OniGO通信

アボカドは栄養豊富で美容や健康に良いとされ、非常に人気の高い食材です。
 
しかし、アボカドの食べ頃を正確に見分けるのは少し難しいと感じたことはありませんか?
 
この記事では、アボカドの食べ頃に関する基本的な知識と、初心者でも簡単にできる食べ頃の見分け方を詳しく解説します。
 
アボカドを無駄なくおいしく食べたい方は、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

 

1.アボカドの食べ頃とは?基本の3つの見分け方

 美味しいアボカドを見極めるには?アボカドを選ぶときのポイント

 見分け方①|アボカドの色で食べ頃を判断する

 見分け方②|アボカドの触感で食べ頃を見極める

 見分け方③|アボカドのヘタの状態で食べ頃を確認する

 

2.アボカド 食べ頃に関するよくあるQ&A

 ①アボカドが硬すぎるときはどうしたらいい?

 ②アボカドが熟しすぎてしまった際の使い道はある?

 

3.アボカドを美味しく保存する正しい方法

 ①未熟なアボカドは常温で保存

 ②食べ頃を迎えたアボカドは冷蔵保存で鮮度をキープ

 ③切ったアボカドの食べ頃を長持ちさせるテクニック

 

4.食べ頃のアボカドを最大限に楽しむレシピ

 【鬼速レシピ】まったり濃厚!混ぜて焼くだけクリーミーアボカドグラタン

 【鬼速レシピ】ハワイの味!アボカドとまぐろを和えるだけ「アヒポキ」

 

5.まとめ

 

アボカドの食べ頃とは?基本の3つの見分け方

 

美味しいアボカドを見極めるには?アボカドを選ぶときのポイント




 
アボカドを買って、いざ食べようと切ったら中が黒くてがっかりしたこと、ありませんか?

そんな失敗を避けるためには、購入時にアボカドをしっかりと見極めることが大切です。
 
以下のポイントを参考にして美味しいアボカドを選びましょう。
 
 

皮がゴツゴツしているもの

表面がゴツゴツしているか触って確かめてみましょう。
 
ゴツゴツしたものは皮が厚いことが多く、果肉を守りやすくなります。
 

熟しすぎているものは避ける

食べ頃のアボカドは触ってみると、しっとりしていて手に吸い付くような適度な弾力があります。
 
柔らかすぎると、熟しすぎていて中身が黒くなっていることがあります。
 

傷がないもの
 
アボカドの表面に傷があると、傷の部分から雨が入り込んでいて、中身が劣化している事があります。
 
そのため、表面に傷がないかしっかりチェックしましょう。
 
 

ぶつけた跡がないもの
 
ぶつけた跡があるアボカドは、その部分だけ劣化していることがあります。
 
一部分だけへこんでいたり、柔らかくなっていたりするものは避けましょう。
 
 

アボカドを選ぶときは、上記のポイントをしっかりと目で見て確認するようにしてくださいね。※1
 
アボカドの食べ頃を見極めるのは少し難しいですが、いくつかのポイントを押さえれば簡単に見分けることができます。
 
以下では、色、触感、ヘタの状態から判断する3つの方法をご紹介します。
 

※参照1/アボカド バンザイ!|発行者:菅井康司|発行所:株式会社地球丸|P10~12


 

見分け方①|アボカドの色で食べ頃を判断する




 

アボカドの食べ頃は、皮の色からある程度判断することができます。
 
未熟なアボカドは鮮やかな緑色をしていますが、熟してくると皮の色が濃くなり、だんだんと深緑色からこげ茶色に変化します。
 
全体的に黒よりの茶色(チョコレート色)になってきたら食べ頃のサインです。
 
 
未熟・成熟・完熟の異なる3つの熟し具合のアボカドを切ってみると下記のような違いがあります。

 

 



未熟のアボカド
…アボカドを半分に切り離す際に種が果肉に張り付いてしまい取りづらさを感じる。

食感は硬く、クリーミーさはまだ感じられない。
 

成熟したアボカド
…成熟したアボカドは綺麗に切り離せる。果肉は鮮やかなグリーン。

種に少し果肉が付くが、綺麗に切り離せる。

食感は、歯ごたえがあり、程よくクリーミーな味わい。
 

完熟したアボカド
…オイル分が多く、スルッと簡単に切り離せる。

果肉の上部と下部にうっすらと斑点ができてくる。

とても柔らかく、味も濃厚。
 



ただし、皮が真っ黒のアボカドは熟しすぎている可能性もあるため、できる限り避けましょう。
 






 

見分け方②|アボカドの触感で食べ頃を見極める



 



アボカドの触感は、食べ頃を見分けるもう一つの重要な判断材料になります。
 
指で軽く押してみて、適度な弾力を感じるくらいが食べ頃です。
 
硬すぎる場合はまだ成熟しておらず、逆に柔らかすぎると熟しすぎている可能性があります。
 
強く押すと、アボカドの実に傷がついてしまうため、押す際は、優しく指の腹で確認するようにしてくださいね。
 


 

見分け方③|アボカドのヘタの状態で食べ頃を確認する



 



アボカドの食べごろを見分けるには、ヘタを確認する方法も効果的です。
 
ヘタの周囲が乾き、浮いてきているかを確認しましょう。
 
アボカドは熟成が進むにつれて、だんだんと水分が減り、ヘタだけが浮いているような見た目になります。※2
 
また、もう一つの確認方法として、ヘタが簡単に外れるかどうかも判断材料になります。
 
簡単にポロっと外れた場合は、アボカドが食べ頃のサインです。
 
このように、ヘタの状態を見れば、最適な食べ頃を把握しやすくなります。
 
ヘタを外すとそこから酸化しやすくなり劣化の原因になるため、こちらの方法はご自宅でお試しください。
 
くれぐれもお店でヘタを外すことはしないようにしてくださいね。
 


※参照2/アボカド バンザイ!|発行者:菅井康司|発行所:株式会社地球丸|P12



アボカドの食べ頃に関するよくあるQ&A



アボカドの食べ頃について、よくある質問をいくつかピックアップしました。
 
ここでは、硬すぎるアボカドや熟しすぎたアボカドの使い方について詳しく解説します。
 
 

①アボカドが硬すぎるときはどうしたらいい?





まだ硬いアボカドを食べ頃にしたい場合、常温で数日間置いておくと自然に柔らかくなります。
 
追熟を早めたいときは、バナナやりんごと一緒に紙袋に入れて保存するのがおすすめ。
 
アボカドは、エチレンという植物ホルモンの作用で生長し、熟成するという特徴があります。※3
そこで、バナナやりんごから放出されるエチレンガスの効果を利用し、アボカドの追熟のスピードを早めるというわけです。
 
少し硬めのアボカドであれば、2~3日程度で食べ頃になりますよ。
 
また、アボカドを切った後に未熟であることに気が付いた時は、電子レンジで温めれば、ほどよく柔らかくすることもできます。
 
バターのような濃厚な味わいではありませんが、イモのようなホクホクとした食感を楽しむことができますよ。 
 
加熱方法は、切ったアボカドをラップに包み、耐熱皿に載せて電子レンジ600Wで30秒加熱します。
 
30秒加熱してもまだ硬いと感じる時は、30秒ずつ追加で温めて硬さをチェックしてみてください。
 
 
※参照3/エチレンガスとは・・|株式会社canplus

 
 

②アボカドが熟しすぎてしまった時の使い道はある?

 

 
 
熟しすぎて食べられないアボカドは下記のような特徴があります。

異臭がする
切ってみたら果肉全体が黒く変色している
皮を押すと沈むくらい柔らかく、果肉がブヨブヨしている



アボカドがこのような状態になっていたら食べるのは控えましょう。
 
熟しすぎたアボカドでも、上記の特徴がなく、まだ食べられる状態であれば無駄にすることなく活用しましょう!
 
熟して柔らかくなったアボカドは、ディップやスムージーに最適です。
 
アボカドを潰して、塩とレモン汁、きざみにんにく少々を混ぜれば美味しいディップソースが完成します。
 

アボカドを美味しく保存する正しい方法

 
アボカドの食べ頃を逃がさず美味しく食べるには、正しい方法で保存することが大切です。
 
ここからは、アボカドを美味しく保存する正しい方法についてご紹介します。
 
 

①未熟なアボカドは常温で保存

 



未熟で硬いアボカドは常温で保存し、追熟させるのが基本です。
 
アボカドの追熟に最適な温度は25度程度で、2~3日程度で食べ頃になります。
 
急激な温度変化がある場所や寒すぎる場所は劣化の原因になります。※4
 
特に、夏場など気温が高いときは追熟が早まり、反対に、野菜室よりも温度の低い冷蔵室などで長期間保存しているときは低温障害が発生する可能性があります。
 
低温障害とは、適切な温度で管理しないことによって、黒ずみなどの変色、食感の変化、変質、味の低下という症状がでることをいいます。
 
そのため、未熟のアボカドを追熟させたい時は、室温が25℃程度の温度変化の少ない最適な環境で保存しましょう。
 
 
 
※参照4/アボカド バンザイ!|発行者:菅井康司|発行所:株式会社地球丸|P13
 
 

 

②食べ頃を迎えたアボカドは冷蔵保存で鮮度をキープ


 



アボカドが食べ頃になったけれど、すぐに食べられない…
 
そんな時は、アボカド丸ごと1個をラップで包み、食品用保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で冷蔵保存しましょう。
 
2~3日程度であれば追熟を抑えながら鮮度を保つことができます。
 
また、冷蔵保存する際は、酸化による変色を防ぐために、切らずに丸ごと保存がおすすめです。
 
 

③切ったアボカドの食べ頃を長持ちさせるテクニック

 


切ったアボカドは酸化してだんだんと茶色くなっていきますが、レモン汁やライム汁をかけることで変色を防ぐことができます。
 
レモン汁をかけたらラップでしっかりと包み、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
 
そうすることで、半日~1日程度であれば変色を防ぎ、鮮度を保ちながら食べ頃を維持できます。
 
 


食べ頃のアボカドを最大限に楽しむレシピ



アボカドを最も美味しく食べるための簡単なレシピをご紹介します。
 
これらのレシピは、忙しいときでもすぐに作れるものなので、是非試してみてくださいね。
 
 

【鬼速レシピ】まったり濃厚!混ぜて焼くだけクリーミーアボカドグラタン




アボカドとチーズを使った濃厚なグラタンレシピです。
 
アボカドを半分に切って中身を混ぜた後、チーズと一緒に焼くだけで、簡単に濃厚なアボカドグラタンが楽しめます。
 
 
 

【鬼速レシピ】ハワイの味!アボカドとまぐろを和えるだけ「アヒポキ」




新鮮なアボカドとまぐろを使ったハワイアン風アヒポキです。
 
アボカドのクリーミーさとまぐろの食感が絶妙にマッチし、さっぱりとした味わいが楽しめます。
 
 

まとめ

 

アボカドは、食べ頃を見極めることでその美味しさを最大限に引き出すことができます。
 
皮の色、触感、ヘタの状態をしっかりチェックして、ベストなタイミングで食べることが大切です。
 
 また、正しい保存方法を知っておくと、アボカドを長く美味しく楽しめます。
 
追熟や酸化を防ぐテクニックを活用して、無駄なくアボカドを堪能しましょう。