コロナウイルスが5類に引き下げられた後も、引き続き感染者は微増し続けていますが、それに加え、インフルエンザやヘルパンギーナ、RSウイルスといった感染症が急増中!
6月22日、東京都でもヘルパンギーナの流行警報が出されるなど、とくに要注意なよう。
同様にRSウイルスも西日本を中心に広がっていたものの、ここ数週間で東日本でも流行の兆しが……。
子どもはもちろん、大人もかかると辛い! RSウイルスやヘルパンギーナの症状についてご紹介します。
警戒アラート!東日本で流行予想のRS
国立感染症研究所の「感染症発生動向調査週報」によると、RSウイルスの感染者数は5週連続で増加中。
流行の中心は西日本ですが、東日本でも徐々に増加しており、流行の恐れがあります。
呼吸器系の感染症であるRSウイルスですが、一体どんな症状なのでしょうか?
予防対策とともにご紹介します。
マスク外しで感染拡大?RSウイルスの症状
RSウイルスは、通常は冬に流行するウイルスで、子どもを中心に感染が拡大しやすい病気です。
感染者の年齢や健康状態にもよりますが、一般的な症状は以下のようなもの。
- 鼻水や鼻詰まり
- 喉の痛み
- 低熱から高熱
- 咳
- 呼吸困難や速い呼吸
- 喘息のような症状(息切れや呼吸音の荒さなど)
- 食欲不振
重症化すると肺炎や気管支炎に進行し、呼吸困難を引き起こすことも。
RSウイルスの感染対策は?
RSウイルスは感染力が強く、飛沫感染や接触感染で広がるため、以下のような基本的な予防策が有効です。
- 手洗いと咳エチケット
咳やくしゃみをする際は、ティッシュやマスク、袖などで口を覆い、飛沫が飛び散らないようにしましょう。
また、外出から帰宅した際や、食事の前後にはしっかりと手洗いを!
- 清潔な環境の維持
ウイルスはドアノブやテーブル、おもちゃなどに付着し、そこから感染することもあるので、子どもが触ったものは定期的に除菌を。
- 適切な湿度と換気
乾燥した環境はウイルスが浮遊しやすく長く留まるため、室内の湿度を適度に保ち、こまめに換気をしましょう。
- 健康的な生活習慣をキープ
免疫力を高めるため、栄養バランスの良い食事を摂り、十分な休息を取って、適度な運動を。
こういった対策により、RSウイルスから身を守ることが可能です。
ただし、RSウイルスは感染力が強いため、完全に感染を防ぐことは難しいことも理解しておく必要があります。
”子どもの夏風邪”ヘルパンギーナ
夏時期、乳幼児を中心に流行するヘルパンギーナ。
いわゆる「夏風邪」の一つとも言われていますが、その症状は「風邪」で片付けるには重く、脱水症状を起こすことも!
東京都では4年ぶりに流行警報が出されるなど、注意が必要です。
こちらもどのような病気なのか、症状と対策についてご紹介します。
大人もツラい!ヘルパンギーナの症状
主に乳幼児がかかるウイルスですが、大人でも感染することがあります。
大人は子どもより症状が強くなる傾向があり、治るまでも長引くようです。
出現する症状は以下のようなもの。
- 急に高熱が出る(38-39度)
- 飲食する際の喉の痛み
- 口内(とくに口蓋や喉)に赤い発疹や小さな水ぶくれが出る
- 頭痛
- 腹痛
- 倦怠感
- 食欲不振
ヘルパンギーナの特徴的な症状は、口内に現れる小さな水ぶくれや赤い発疹です。
小さい子どもの場合、上記の症状がすべて現れるわけではありませんが、喉の痛みで食事や水分が摂りにくく、脱水症状を起こすこともあるので、要注意です。
ヘルパンギーナの感染対策は?
なんとヘルパンギーナの特効薬はなく、対症療法のみ。
感染しないように、以下のような感染対策を講じましょう!
- 手洗い、うがい
外出から帰宅した際や、食事前後などにはこまめに手洗い、うがいを行い、ウイルスの感染リスクを減らすことが重要です。
- 共有スペースの消毒
ヘルパンギーナは触れた物からも感染する可能性があります。
そのため、子どものおもちゃや家具、ドアノブなどを定期的に消毒することにより、感染リスクを減らすことができます。
もし感染してしまったら、3週間ほど便からもウイルスが排出されるので、おむつ替えなどのあともしっかり手を洗いましょう。
かかってしまったら登園自粛と休養を!
感染対策をしても、かかるときはかかってしまうもの。
もし子どもに発熱や咳などの症状がある場合も、登園を自粛してしっかり休養することが大事です。
コロナを始め、いろいろな感染症が流行しているので、普段から手洗い、うがいなどの基本的な対策を行なっておくことが大切ですね!
※本記事は、AIにより自動生成されたものに一部加筆修正を行なっております
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